澱粉を熱、酸、酵素などで処理して加工して作った製品 - 焙焼澱粉、変性澱粉
製造元 | ソンジンファテック |
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住所 | 37, Saenggoksandan-ro, Gangseo-gu, Busan, Republic of Korea |
電話番号 | +82-51-324-8855 |
担当者 | +82-10-3855-8625 |
Eメール | mdex@m-dex.com |
- DEXTRINは澱粉を化学的、物理的に変化させて製造された加工品をいう。
- 冷水に不溶性の澱粉は使用用途が制限的だが、これをDEXTRIN化すれば冷水に溶解し、繊維、製紙、食品、医薬、農薬、文具、研磨石、溶接棒、鋳造、鉄鋼など色々な用途に適用して使える環境にやさしい天然接着剤である。
- 製紙:サイジング剤、コーティングバインダー、ガムテープ、紙器
- 繊維:ガラス繊維集束剤
- 製薬:希薄剤、賦形剤、分散剤、培養剤、展着剤、微生物凝集剤
- 工業:鋳物成形用粘結剤、粉末炭粘結剤、溶接棒被覆接着剤、水性燃料のColloid安定剤、研磨石接着剤、アルコール塗型剤の塗布剤
- 農薬:賦形剤、分散剤、展着剤、乳化剤
- その他:染料ビルダー、鉱物浮遊選鉱剤、インク用色素着色剤、樹脂、釣り用練り餌
- White Dextrin:白色の粉末で低粘性の糊液
- Yellow Dextrin:黄色の粉末で冷水に完全に溶解する。
- British Gum:濃い黄色の粉末で冷水に溶解するが、炭化したカスが多数検出される短所がある。
DEXTRINの原料である澱粉の組織構造は板状の複合構造だが、これを物理的、化学的に反応させれば基底組織が膨張し、基底組織を連結している輪が切れ、非常に長い足を持つ組織に変わる。この基底組織に付いている足によって接着力が生じる。また、水や溶媒に溶解するDEXTRINの性質を利用して農薬、インクなどの乳化製品にも広く使用される。